特別企画展「和文字力」のご案内
【二戸市シビックセンター福田繁雄デザイン館特別企画展】
「和文字力」のご案内
拝啓 初秋の候、貴殿におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび「和文字力」を下記のとおり開催することになりました。和文字(わもじ)とは、読んで字のごとく日本で発達した文字です。
その中で昨今、デザイン書道、あるいは、商業書道と呼ばれる分野が育ってきています。
それらはデザインと一体となって、映画やイベントのタイトル、商品や企業のロゴなど広く使われ、さまざまな場面で、見る人の心に制作者や製造者の想いを視覚的に伝えています。
本企画展では、岩手において書家として確固たる道を歩みながら、デザイン書道にも積極的に取り組んでいる作家達の作品を紹介します。
岩手ではじめてのデザイン書道展、躍動感の中にある繊細さ、心に響くデザインに改めて和文字の魅力を感じることができるでしょう。
それぞれの作家が織りなす感性にぜひ触れてみてください。
ご多忙のことと拝察いたしますが、ぜひご来場いただき、ご高覧いただきたく、下記の通りご案内申し上げます。
敬具
記
会期:令和7年11月1日(土)~令和8年1月18日(日)
岩手県二戸市石切所字荷渡6-2 ℡:0195-25-5411
※入場料/一般・高校生 200円、小中学生 100円
団体(20名以上)は一般・高校生 160円、小中学生80円
科学館共通券は一般・高校生360円 小中学生180円
※開館時間/9:00~17:00
※休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始
会期中、ワークショップを行います。
併せて、ご案内申し上げます。
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●赤石 日櫻(あかいし にちおう)
「漢字一字をデザイン的に書いてみよう」
(二戸にまつわる漢字一字や、2025年の一字など)
11月9日(日)14:00~15:30
参加費:1人500円(用具・材料費)
定員:10名(小学生以上)
※持参いただくもの:古新聞
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●伊藤 秀華(いとう しゅうか)
「いろはうたを書こう」
(「いろはうた」のどこか好きな部分を選んで書く)
11月23日(日)14:00~15:30
参加費:1人500円
定員:10名(小学生以上)
持参いただくもの:古新聞
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●田村 雪峰(たむら せっぽう)
「二戸にちなんだ漢字1字を古代文字で書こう」
(漢字カードを用意しますので好きな文字を選んで)
12月7日(日)14:00~15:30
参加費:1人500円
定員:10名(小学生以上)
持参いただくもの:古新聞
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<書家紹介>
伊藤秀華 いとうしゅうか
1963年 青森県弘前市出身
佐藤中隠、対馬芝峰に師事
現在盛岡市にて秀華庵主宰
国内外にて古典、グループ展、ワークショップ多数
岩手広告賞、日本デザイン書道大賞、アートバンク賞など、受賞多数
個人法人、広告代理店、学校など、
幅広く活動の場を拡げている。
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田村雪峰 たむらせっぽう
1988年 岩手県二戸市出身
想像力が花ひらく書道教室「ふでらぼ」代表
二松學舎大学在学中に渡米し帰国後に現代美術の分野を現場で学んだ。
近年は最新技術を活用したNFT作品や命名書は累計5,000点以上を届けている。
国内外で個展やアートフェア、作品・筆文字デザインを制作している。
県内で書道教室7箇所を運営、後進の育成、筆文字の普及活動にあたる。
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赤石日櫻 あかいしにちおう
1984年 岩手県盛岡市出身
小学2年生より書道を始める
現在盛岡市で緑水書道教室主宰
国内外で作品展やパフォーマンス多数
伝統書道を学び、教える傍ら、様々な墨書(ぼくしょ)の表現・解釈を探求している
。
旅や土、山、植物など自然界からのインプットを受け湧きあがる心象を、
書の美的観点からどう表現するか模索しながら作品を制作している。
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遊墨民 ゆうぼくみん
1947年 岩手県奥州市出身
武蔵野美術大学造詣学部でデザインを学ぶ
現在盛岡市で及川デザイン室および遊墨舎主宰
岩手広告賞・日本遊印アート協会展ほか受賞多数
デザイン制作の過程で書の創作を始め「遊墨」と名付ける。
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私の地元:二戸市でこのような素晴らしい機会をいただきまして、関係者の皆様には深くお礼申し上げます。
何とぞ。
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