「書には、こえがある。」
先日、盛岡グランドホテルにて
「書のこえ2026カレンダー」が
岩手広告賞 グラフィック部門を受賞し、
制作に携わった子どもたちと一緒に表彰式へ参加してきました。
会場では、審査員長より、とても印象に残る講評をいただきました。
「特別賞ではないが、もし自分の名前の特別賞があるなら『書のこえ』を選ぶ。“書には、こえがある”という発想が素晴らしい。」
この言葉を聞いた瞬間、
「書のこえ」という活動を続けてきて本当によかったと思いました。
「書のこえ」は、
字の上手さを競うプロジェクトではありません。
子どもたちが仲間と話し合い、
イメージを共有して
共に作品をつくり、
デザインとなり、
地域の書店へ並んだり
知らない人が手にとって、購入してくれた。
社会へ届ける。
この作品を受け取った人はどんな気持ちになってほしい?
どこに飾られる?
制作費はいくらかかったか?
売上はいくらだったか?
もっと多くの人に届けるためには?
その一つひとつの経験が、
今回の受賞につながりました。
参加した子どもたちは、
表彰式だけではなく、
広告やデザイン業界の方々と交流し、
審査員長から講評を聞き、
「作品は社会へ届くものなんだ」
ということを体験しました。
こうした経験は、
教室の中だけでは得ることのできない、
大切な学びだったと思います。
今回参加できた子どもたちも、
予定が合わず参加できなかった子どもたちも、
そして最近ふでらぼへ入会した皆さんも。
この賞は、
みんなで育ててきた「書のこえ」の受賞です。
今年の冬も、
「書のこえ第2弾」が始まります。
今年は、どんな”こえ”が生まれるのでしょう。
また新しい仲間と一緒に、
社会へ届ける作品をつくれることを楽しみにしています。
最後に。
私はふでらぼ書道教室を、
字を上手に書く場所だけにはしたくありません。
書くことは、考えること。
誰かに届けようとすることは、社会とつながること。
これからも、ふでらぼだからこそできる学びを、
子どもたちと一緒に育てていきます。
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